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チラシ通信

時計電池交換

家電店のチラシを見ていたら、本当に隅の方に「時計電池交換いたします」と小さく書かれているのを発見した。
「ねぇ、時計ってさ、なぜ自分で電池交換するようになっていないか知りたくない?」
と妻に尋ねると、少し間をおいて特別知りたくもないけれど、聞いてやってもいいという返事が返ってきた。妻はとても負けず嫌いなので、僕が知っていることを得意げに話されるのが癪に障るのだ。特別知りたくないならいいやとその場では話さなかった。
昼休みに僕のオフィスに電話があった。妻からだった。気になって仕方ないから教えてくれというのだ。
…最初から聞けばいいのに。

海外の話(SWATCHなどは自分で交換)は別にして、日本のメーカーの時計の場合、自分でやらないのには理由がある。服部セイコーでは電池式腕時計発売当初、自分で交換するシステムだった。しかし、当時の時計は高価だったし、“精密機械”だという認識があった。そのため、自分でふたを開けて壊したりしたらイヤだと、結局殆どの人が販売店に持ち込むことになり、現在のように販売店で交換するようになったとのこと。

それだけ聞くと妻はガチャリと電話を切った。ふ〜、お礼くらい言ってほしいな。